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サムエル:「みんなで手にした、みんなのための勝利」

[ヴェローナ] 「今夜のゴールは、チームの僕らみんなが必要としていたゴールだった。今シーズンは厳しいからね。火曜日に大事な試合が待っているけど、誰もが見た通り、インテルは存在感を示しているし、ガッツもある。今夜の試合は、何としてでも勝ちたかったんだ」。これまでのキャリアの24得点のうち、今夜のゴールでキエーヴォ相手に4点目を決めて見せたワルテル・サムエルは試合終了直後、”Sky Sport”のインタビューでこう述べた。

来週のチャンピオンズリーグ・マルセイユ戦について、サムエルはこう語り続けた。「良い状態で臨むことになるね。士気を高めるためにも、今夜の試合で勝つことが重要だったんだ。簡単ではないとは分かっているけど、僕らはマルセイユ相手に逆転を狙っていくよ。キエーヴォ戦はラニエリ監督のための勝利?監督だけではなくて、みんなのための勝利だね。僕らは毎日一緒に過ごしているんだし、勝利は特定の人のためというわけではないのさ。僕ら全員、そして常に僕らの隣にいるすべての人たちのもの、みんなのものなんだ」

広報部


セリエA、キエーヴォ対インテル:データ総集

[ヴェローナ] (データ提供:Football Data)今夜のキエーヴォ対インテル戦は、”マルカントニオ・ベンテゴーディ”スタジアムでの10回目の対戦となる。2001ー02シーズン以来のキエーヴォホーム9試合でのインテルの成績は、4勝2敗3分。ネラッズーリは毎試合、少なくとも1ゴールを決めており(総得点数は14ゴール)、10失点を喫している。

今夜の試合の主審、パオロ・シルヴィオ・マッツォレーニ氏はセリエAで笛を吹くのが今夜で79回目(今シーズンは13回目)。これまでキエーヴォの試合を14回、インテルの試合を5回担当している。

現時点で、インテルは9試合連続勝ち無しで、アウェーゲームでは486分の無得点状態が続いている。一方、キエーヴォは2月13日以来、3試合連続負け無し(キエーヴォのこれまでの不敗記録は連続4試合)。

ミンモ・ディ・カルロ監督は、キエーヴォの監督として今夜、100回目の試合を迎えることになる。ちなみに、公式戦606試合を誇るクラウディオ・ラニエリ監督は、ディ・カルロがキエーヴォのベンチにデビューした試合での対戦監督だった(2008年11月9日のキエーヴォ対ユヴェントス、0ー2)。

ディ・カルロ監督が指揮を執るチームがこれまでインテルに勝ったことは1度もなく、すべての試合でネラッズーリにゴールを許している。ラニエリ監督率いるチームも、これまで毎試合ディ・カルロのチーム相手に得点している。

今シーズン、”マルカントニオ・ベンテゴーディ”スタジアムではなかなかゴールが決まらない。セリエAの現時点で一番ゴールが少ないスタジアムであり、キエーヴォはミランとウディネーゼに次いで、ホームでは最も失点を喫さないチームのベスト3入りを果たしている。同時に、ホームゲームでの決定力の無さも目立っており、チェゼーナに次いで最も得点が少ないチームである。

ワルテル・サムエルはこれまでのキャリアの23得点のうち、3ゴールをキエーヴォ相手に決めており、このチームとの相性の良さを示している。ジャンパオロ・パッツィーニは、3月に最も多くのゴール(13点)を決めたという記録を誇る。

キエーヴォとインテルは、ジェノアに次いで今シーズン、最も多くのPK判定(6)を受けたチームである。ちなみに、ジェノアはこれまで8回のPKを取られている。

広報部

セリエA、キエーヴォ対インテル:0ー2

[ヴェローナ] ”マルカントニオ・ベンテゴーディ”スタジアムで行われたセリエA・2011ー12シーズン第27節、キエーヴォ対インテル戦は0ー2の結果で終わった。ネラッズーリはキエーヴォの堅い守りに得点を奪えず苦しんだが、後半の42分にコーナーキックのボールをサムエルがヘッドで決めて先制点。さらに試合終了間際にはサネッティの絶妙なクロスにミリートがヘッドで合わせて勝利を決定付けた。リーグ戦7試合連続での勝ちなしという負の連鎖に終止符を打つと同時に、クラブ創設の104回目の誕生日を勝利で祝った。

前半:ラニエリ監督はこの日、故障の癒えたマイコンを右サイドバックに、長友を左サイドに、そしてルシオとサムエルでセンターコンビを形成した。中盤はサネッティ、スタンコヴィッチ、ポーリ、トップ下にスナイデル、2トップはフォルランとミリートで構成した。
試合開始直後攻撃に出たのはキエーヴォ。2分、ルシアーノのセンタリングをサムエルが前でカット、コーナーに逃げる。その1分後、今度はスタンコヴィッチがミドルシュートを試みるが、アンドレオッリの体に当たりボールはゴールラインを割った。その直後、再びスタンコヴィッチがシュートを放つが、ソレンティーノにキャッチされた。
14分、スナイデルのコーナーキックをファーサイドでルシオと競り合ったアチェルビがハンド。主審は迷わずPKスポットを指示した。PKを蹴るのはミリート。ミリートはボールを中央に蹴ったが、ソッレンティーノは体を残してセービング、インテルは絶好の先制チャンスを逃した。圧倒的に攻め続けるインテルは19分にも決定的なチャンスを作る。ボックス左サイドでフォルランからのパスを受けたスナイデルが右足でファーポストを巻くようなシュートを放つ。これが、クロスバーを直撃、インテルはまたしても貴重なチャンスを逃した。
27分にはマイコンからパスを受けたサネッティがエリア内に侵入したが、アンドレオッリに封じ込められた。さらにその1分後、後方から走りこんだスタンコヴィッチが、右からのクロスを右足の太ももでストップ、ボールの落ち際を左足でシュートしたが、ボールはわずかに枠を外れた。40分にもインテルにチャンス。コーナーキックのボールにスタンコヴィッチが頭で合わせ、さらに、セカンドボールにもアクロバチックなシュートを試みたが決まらず。そして、前半終了間際にインテルは初めてのピンチを迎える。右サイドを抜け出たペリシエがポスト近くでシュート。ジュリオ・セザルとルシオがシュートに対応、辛うじて失点を防いだ。ペリシエはルシオに押されたと抗議したが認められなかった。その直後、スナイデルのエリア周辺からシュートに対して、サンマルコが明らかに両手でブロックしたかのように見えたが、主審のマッツォレーニはこれを流した。前半は1分間のロスタイムの後、0-0で終了した。

後半:ハーフタイムでの選手交代はなし。7分にインテルに得点機があった。スナイデルが左サイドからエリアに入りファーサイドにクロスをフィード。ポーリが足を伸ばしたがわずかに届かず。勝ち点3を狙うインテルは執拗に攻めを続ける。10分、スナイデルがエリア周辺からのフリーキック。ボールはほんのわずか枠を外れた。12分にはマイコンがパワフルなドリブルで相手選手2人をかわしエリア内に突入、だが、シュート直前にアチェルビに寄せられ、シュートを打つには至らなかった。16分、ディ・カルロ監督が最初のカードを切る。サンマルコに代えてダイネッリを起用した。26分にはラニエリ監督が1枚目のカードを切る。フォルランを下げてパッツィーニをピッチに送り込む。一方、ディ・カルロもルシアーノに代えてヘテマイを起用する。さらに32分にはキエーヴォは最後のカードを切る。ペリシエに代えてモスカルデッリがピッチに上がる。
34分にはエリア周辺左サイドでのフリーキックをブラッドリーが狙ったが、枠を外した。ラニエリ監督は39分、この日最高の働きを見せていたポーリを下げてカンビアッソをピッチに送り込んだ。その1分後、マッツォレーニ主審はジャッジに不服の態度を見せたディ・カルロ監督を退席処分にした。41分にはまたしてもインテルに決定的なチャンス。エリア周辺正面からのスナイデルのフリーキックをソッレンティーノはキャッチ出来ず。ボールが前にこぼれたところにカンビアッソが飛び込んだが、左足で蹴られたボールは無情にもクロスバーの上に外れた。
何度となくチャンスに決めることが出来なかったインテルについに先制ゴールが生まれる。42分、スナイデルの右からのコーナーキックに、サムエルがタイミングの良いジャンプで、ヘッドで合わせる。サムエルの狙い済ましたヘディングシュートがキエーヴォのゴールネットを揺らし、インテルに待望の先制ゴールが生まれた。
さらに試合終了間際の45分、インテルにダメ押し点が生まれる。右サイドをドリブルで突破したサネッティが絶妙なクロスを中央にフィード。ファーサイドに飛び込んできたミリートが抜群のタイミングで、これをヘッドでキエーヴォのゴールネットに叩き込んだ。試合は2分間のロスタイムの後に終了。インテルはキエーヴォを0-2で破り、勝ち点を40ポイントに伸ばした。


キエーヴォ対インテル 0-2
得点者:
後半42分 サムエル、45分 ミリート

キエーヴォ:54 ソレンティーノ;21 フレイ、3 アンドレオッリ、15 アチェルビ、93 ドラメ;10 ルシアーノ(後半26分、56 ヘテマイ)、16 リゴーニ、6 ブラッドリー;7 サンマルコ(後半16分、29 ダイネッリ)、77 テレオ;31  ペリシエ(後半32分、9 モスカルデッリ)
控え選手:1 プッジョーニ、12 チェサル、8 クルサード、23 パロスキ
監督:ドメニコ・ディ・カルロ

インテル:1 ジュリオ・セザル;13 マイコン、6 ルシオ、25 サムエル、55 長友;4 サネッティ、5 スタンコヴィッチ、18 ポーリ(後半39分、19 カンビアッソ);10 スナイデル、9 フォルラン(後半26分、7 パッツィーニ)、22 ミリート
控え選手:12 カステッラッツィ、20 オビ、26 キヴ、28 サラテ、37 ファラオーニ
監督:クラウディオ・ラニエリ

主審:シルヴィオ・パオロ・マッツォレーニ(ベルガモ)
ロスタイム:前半1分、後半2分

広報部

モラッティ:「この勢いでマルセイユ戦にも臨もう」

[ヴェローナ] 「今夜の勝利は、まず良い結果が得られたことが大事です。あと、チームが調子を上げていっているように思えましたね。ポジショニングも良かったし、安定したプレーを見せていました。そして、チャンピオンズリーグに向けて士気を高めてくれるはずの勝利ですよね。火曜日は重要な試合がありますから」。キエーヴォ戦終了後、マッシモ・モラッティ会長は”Sky Sport”局の取材に応じて、このように語った。

ディエゴ・ミリートのダメ押しゴールの後、クラウディオ・ラニエリ監督は感動を隠しきれなかった様子だったが、これについて会長は「私は涙こそ出ませんでしたが、久しぶりに点を獲って勝てるようになったことは嬉しかったですね」とコメントした。「キックオフ前にチームに話したのですが、 試合の前に言う、普通のことを言いましたね。チームの力を信じて、信頼されているということを忘れずに、プライドを見せなさい、とね。試合後、選手たちは嬉しそうにハグしていましたよ。みんな大喜びでした。今日はしかも、インテルの創立記念日でしたしね」

「これでチームが吹っ切れたことを願っていますが、チャンピオンズリーグはいつだって別物ですからね。選手たちには、この大会がウチにとってどれだけ重要なのか良く把握して、気合いを込めて臨んで欲しいですね」

ラニエリ監督が『チームはインテルらしい試合をした』と発言したことについてコメントを聞かれたモラッティは、次のように述べた。「今夜のチームは、確かに自信を持って堂々とプレーしました。これは良いことなので、監督はこれを強調したかったのだと思いますよ。マルセイユ戦は、もっと頑張らないといけないと思いますね。『インテルらしい試合をした』というのは、今夜は堂々と勝利を手にしたという意味だと思いますね」

「アンドレア・ポーリですか?今夜は本当にいいプレーを見せましたね。ビッグクラブにいるに値することを示しています。常に注意を払っていましたね」

会長はインテルの若返り計画について質問され、「それが必要かどうかって?ここで私が『必要ない』と言ったら、どうなるんですかね?(笑)」jと、ジョークを飛ばした。「いずれにせよ、私はチーム内には経験豊富な選手も必要なのだと思っています。何をやるべきか、検討していきましょう」

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